マイホームの値段は小さい金額の積み重ね
最近相談数が格段に増えています。相談者の7割は公務員というのは変わっていないのですが相談の種類が増えている様に思います。
土地を購入して家を建てる方の相談が多かったのですが最近では中古住宅のリフォームや建売や購入自体を悩んでいる方の相談が入ってきております。
そのせいでしょうか。ハウスメーカーのセールスと会うことが多くなっておりお客様の購入の件で話すことが多くなっています。
その中で少し気になることがあります。マイホームの値段は様々なパーツの値段の積み重ねでできているのですがお客様が気にしない項目が幾つかあるのです。
その1つが登記費用です。建物によっては30万円から40万円支払うのですがハウスメーカーや不動産屋さんのお抱えの司法書士や家屋調査士に任せてしまうのです。
この方たちを知っているのであればそれでもいいと思います。ですが知りもしない人に高いお金を払うのです。少しは関心を持ってもいい様に思うのですがいかがでしょうか。
確かに10万も20万も変わらないです。ですが何度もいう様にマイホームは小さい金額の積み重ねで人生で1番高い買い物の値段になるのです。
今回は現場で見てそのあたりのことを説明します。
登記費用は誰に頼むかで違う
マイホームを購入するときに必ず必要となるのは司法書士の方です。土地を購入し建物を建てる場合には司法書士と家屋調査士が必要になりそれぞれ費用が必要になります。
この方たちは誰が指定するかというと例えば楽天銀行などで住宅ローンを組む場合は銀行からの指定になりますがそれ以外は不動産屋さん、ハウスメーカー、銀行などが紹介してくれます。
そして不思議なことにお客様は言われるがままの金額を支払っているのです。おかしくないか?そう考えたので様々な司法書士に見積もりを依頼してみたところ金額に開きがあることがわかりました。
登記費用は大きく分けて2つからなっています。1つは税金です。これは誰がやっても同じ金額です。あと1つは手数料、すなわち司法書士の報酬でこれは司法書士によって違うのです。
先日、お客様が建売を購入するので住宅ローンを決めて決済するときに登記費用の話になりハウスメーカーの紹介と私が探した司法書士の金額を見てみました。
やはり約4万円も違うのです。確かに何千万円の物件から見たら4、5万なんか小さく見えるかもしれません。ですが5万あれば1つ家電品が購入できます。
こんなに違うにもかかわらずなぜいいなりに支払っているのでしょうか。
スマホさえあれば自分で探せる時代
今の世の中はスマホさえあればなんでも探すことができます。住宅ローンの相談をしたいと思えばスマホで私のHPにアクセスできます。実際メールや電話で依頼して来られます。
住宅ローンだけではありません。弁護士も設計士も当然司法書士だってスマホ1つで探すことは可能です。ただ注意してほしいことがあります。
それはやはり『信用』です。誰でもいいわけではないのです。もっといえば安ければいいのではなく適正な金額で信用できる人物であることが重要なのです。
私の様に住宅関連のFPをしていると必然的に様々な士業の方と話すことになります。その中で信用できてインテリジェンスが高い人のみをピックアップしておき仕事を依頼しているのです。
すべての仕事は信用で成り立っています。適正な金額であるのか、それはお客様にはきっとわからないと思います。わからないまま高いかもしれない金額を払うのはやめた方がいいのではないかと思うのです。
不動産屋さん、1級建築士、ハウスメーカー、司法書士、家屋調査士の方々を紹介する機会が増えてきましたしお客様からも依頼されることが増えています。
このあたりが今のインターネット時代ですし熊本も少しづつではありますが増えているように思います。信用のできる人に適正な価格でお願いする。
これがマイホーム購入で1番大事なことではないかと思うのですがいかがでしょうか。
ご相談は永野FPオフィス通話無料 0120−929−943 担当 FP永野 修