住宅ローンの選択は最初の一歩
当オフィスは熊本で唯一の住宅ローン専門のFPオフィスです。 ライフプランや金利、団体信用保険の話だけではなく審査の書類や銀行との段取りまで 住宅ローン手続きの全てをお手伝いしています。
ローンというものに詳しくない方が住宅ローンを選ぶ時にまず最初にわからないのが固定金利と変動金利、どちらが良いのかという問題です。
次はではどこの銀行の住宅ローンがいいのかということです。はっきり言って熊本でもかなりの数の住宅ローンがありその選択は決して簡単なものではありません。
金利、団体信用保険、審査、店舗の数、ネットの使い具合など銀行によって全く違うからです。しかし熊本の場合住宅展示場に言ってハウスメーカーから提示されるのはおおよそ熊本銀行か肥後銀行です。
なのでまずはこの2つの銀行の違いを理解するところから始まります。ところがこの2つの銀行、ハウスメーカーのセールスに聞くと『同じです』などという答えが返ってくることがあります。
全く違う住宅ローンです。
今回は金利と手数料というところから比較してみます。特に現在は肥後銀行で10%の頭金でー0.05%が実施されています。それを使った場合どうなのでしょうか。
比較シミュレーション
前提条件は見積もり金額が4000万円で35年ローン。変動金利ですが両方ともが変動金利なので金利上昇シミュレーションは省略します。
右の図を見ていただくとわかりやすいと思います。熊本銀行は金利0.725%ですが肥後銀行は0.775%と金利差は0.05%です。ただし保証料に違いがあります。
熊本銀行がおおよそ2%程度であるのと違い肥後銀行は基本的に保証料なしが多いです。ということは金利差と保証料の有無の比較となります。
月の支払いは818円と誤差の範囲と言えます。35年間のトータル金額の違いも約34万円です。金利から生まれる差はほとんどないと言っても差し障りがないです。
では保証料を加味するとどうでしょうか。熊本銀行の場合は70万円程度の保証料がかかるのですが肥後銀行の場合はなしです。ここで70万円の差が出ます。
差し引き70万円ー34万円で単純に金利と保証料の差だけを見るならほんの少しだけ肥後銀行の方が有利となります。
ということはこの2つの銀行を選ぶ場合は『団体信用保険』や『審査』『つなぎ融資』と言ったものがポイントになります。
ハウスメーカーはここだけを計算するのでどっちも同じローンというのかもしれません。しかしその判断はプロなら決してしないです。
ポイントである団信やつなぎ融資などが全然違うからです。なのでこの2つの銀行を検討している方はその辺りのことを比較して選ぶといいです。ぜひやってみてください。
団信やつなぎ融資などのことはこちらを参考にしてください
https://myhome-fpft.jp/homeloan/3586
もし自分たちではわからない、めんどくさいということでしたら他のネット銀行と比較することも一緒に考えてご相談ください。
永野FPオフィスの住宅ローン相談 通話無料 0120−929−943 担当FP 永野 修