年金で住宅ローンは払えるのか
当オフィスへ相談に来られたお客様には、ライフプラン表を作成して時間とお金の流れを把握していただいております。
住宅ローンは高額というのもあるのですがもう1つ支払い期間が長いのでそれだけ人生においてリスクがある期間も長いです。
特に35年ローンでローンの終了時が65歳以降の場合は退職後の生活に大きな影響を及ぼすことになるからです。だからこそマイホーム購入時にはしっかりしたライフプランが必要になるのです。
退職後も住宅ローンの支払いが続く方の場合だとほとんどの方が退職後の年間支出はマイナスとなります。なので、退職後の住宅ローン返済についても、マイホーム購入時にきちんと計画を考えておくことが重要であります。
では、退職後の住宅ローン返済計画は、どのように考えれば良いのでしょうか?
ライフプランを作れば、その計画は立てやすくなります。ご自身でライフプラン表を作成して退職後の住宅ローン返済計画を立てるたには把握しておかなければならない要素が最低でも3つあります。
今回はそれをお伝えします。
①退職時の住宅ローン残債
退職時に住宅ローンの残債がいくら残っているかを把握しておく必要があります。
これは、私が作成したエクセルでのツールです。ネットでもシミュレーションは行うことが可能ですし、住宅ローンを借りた後でしたら金融機関から書類をもらうことが出来ます。ご自身が何年後に退職して、その際に残債がいくら残っているのか、退職後の住宅ローン返済計画に必要な要素の一つです。
②繰り上げ返済の方法
退職金を利用して、繰り上げ返済を行うかどうかも重要な要素の一つです。繰り上げ返済方法は、全額繰り上げ返済する方法と一部分だけ繰り上げ返済を行う方法があります。
全額繰り上げ返済をすると、その後の住宅ローン支払いは無くなりますし、利息負担は小さくなります。しかし、収入が減るのに貯蓄が大きく減る恐怖と、団体信用生命保険も一緒に無くなってしまうデメリットもあります。
全額繰り上げ返済を行うのに躊躇される方は、一部分だけ繰り上げ返済を行う方法も取れます。この場合は、住宅ローン支払いは残りますが、貯蓄はご自身の判断で残すことが可能です。
団体信用生命保険も残りますので、歳を重ねれば増える病気のリスクも賄うことが可能です。一部繰り上げ返済には二種類の方法がありますが、このお話しは別の記事をご覧になってください。
③働き方と収入
退職後の収入の柱は年金となります。年金は基本的に65歳から受給が出来ますが、減額して65歳以前から受け取ることも出来ますし、65歳以降に受け取って増額させることも選べます。
これからは退職年齢が65歳というのが主流とはなってくると思われます。しかし、中には60歳で退職してゆっくり過ごしたいという方もいらっしゃると思います。
何歳まで仕事をするのか?そして、年金の受け取りはいつから始めるのか?ここを事前に計画しておくことも重要です。年金額は、日本年金機構から郵送で届く「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」を利用すれば、様々なシミュレーションを行うことが可能です。
退職後の住宅ローン返済計画を考えるうえでこれらの3つの要素は必要なものです。作れば不安は無くなりますが、作るためには様々なことを調べなければなりません。作るために膨大な時間を消費してしまうと、楽しいマイホーム作りが嫌になってくる方もいらっしゃるかも知れません。
ご自身でライフプラン作成にチャレンジしてみたけど、やり方がわからないと言う方は是非ご相談ください。
数字で考える住宅ローン相談 通話無料 0120−929−943 ライフプラン担当 永野 修