この家は本当に買うべきか
当オフィスは私、FP永野が17年間毎日クレジット会社でローン審査をしてきた豊富な経験をもとに開業したFPオフィスです。
お客様の7割くらいが公務員の方になっておりあとの2割は看護師と医師になっています。住宅ローンがわからない、どう選んだらいいのか教えて欲しいという方の相談を受けています。
最近のマイホーム購入の特徴はとにかく『高い』の一言に尽きます。いい土地がないしあったとしても高い、それ以上に悩ましいのが建物です。値上がり一途という感じです。
せっかく希望の場所に土地が見つかっても値段が高いために建物を入れると当初自分たちが考えていた予算をはるかにオーバーしているなんてことも。
マイホームは絶対に欲しい!でもこの高い値段でマイホームを購入しても私たちの将来は大丈夫なのか?そんな不安がよぎって悩みを深くするかたもいます。
そうなのです。危険というアラームが鳴っているのです。このアラームはとても重要です。ではそんな時にどう考えればいいのでしょうか。
マイホーム、やめる?
アラームが鳴っている時は真剣に考えるべき時です。とは言っても方法は3つしかありません。この3つとは何かというと
1、不安を安心に変える
2、予算通りに別の物件にする
3、マイホーム購入をやめる
マイホームが欲しい以上3はないので1か2ということになります。こう言った時にはまずは1の不安の解消をすることになります。
何が不安なのか。こんな時は漠然とした将来のお金の心配であることが多いです。もしお金に困るようなことが起こったらどうしよう。こんな感じです。
それを解消するためにはライフプランを作成して『いつ・いくら』お金が残っているのかの確認をすることになります。
ですがライフプランを作成しても高年収の方の場合『問題なし』となるケースも少なくありません。それでも不安が消えないこともあります。
退職までにいくら残せるか
では何がわかると不安は消えるのでしょうか。きっとなんとなく不安な場合は消えることはないでしょう。なぜなら初めての高額支出に対して躊躇しているだけだからです。
確かに今まで高額の買い物といえば車だったわけです。それも300万円くらいなのですがこれが家となると0が1つ多い買い物になります。躊躇して当たり前といえます。
それを踏まえて将来のお金の可視化をするしか方法はありません。具体的にいうと65歳退職までに『貯蓄ーローン残高』が安心できる額になっているかの確認をします。
もしここで問題なければあとは買うのか、買わないのかの決断になります。
問題はここで『貯蓄ーローン残高』が安心できる額にならないもしくは70歳くらいでマイナスのなる場合です。その場合は改善策を一緒に考えていくことになります。
マイホームの魔力
本来であれば安心できる額にならなければ別の場所もしくは別のハウスメーカーにすればいいのですがそれができないのがマイホームの魅力というものです。
1度あそこの土地がいい、あの建物がいいとなるともうそれ以外の物件には目が行かない状態になるようです。
となるときっちりと改善策をとことん詰めて考える必要があります。辛抱する項目があるかもしれません。得るものがあれば失うものがあるというものです。
こうして決めてあとは決断の世界となります。つまり最初に3つしかないと言いましたがお客様の出す決断は『1』の一択になることが多いです。
これこそがマイホームの魔力でありできる限り飲み込まれないようにしたいのですがセールスの囁きや自らの欲望もあり購入となります。
ですが計画的に購入するのと何も考えないで購入するとでは必ず未来は違うはずです。何が問題なのかが分かれば改善可能なのですから。
ここで1つポイントがあります。ライフプランは素人であるハウスメーカーのセールスなどに依頼しないことです。理由はわかりますよね。買えないとは言わないのですから。
もし自分たちでこのようにできないと思えばご相談ください。全力であなたのマイホーム購入のお力になります。
永野FPオフィスの住宅ローン相談
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担当FP 永野 修