無理があるマイホーム購入とは
世の中にはお客様第一主義という言葉が走っているが実際は全然そのようになっていない業界がたくさんあります。FPである私の関わる業界でもやはりそういうシーンをたくさん見てしまいます。
例えば住宅ローンなんかでもそうです。熊本で使える銀行は指の数でも足りないくらいあります。金利も低いところは0.4%台からあります。
ですがお客様はそんな選択枠を持っていないのです。もしハウスメーカーが住宅のプロならお客様のために3つ4つの住宅ローンを提示してその利点欠点を説明しお客様はその中から選べばいいのではと思うのです。
『こちらの銀行の方がスムーズにいきますよ』なんてプロのセリフではない。プロならお客様のためにスムーズに行くように努力するのがプロたるもの。そう思うのですが無理なのでしょうか。
確かにハウスメーカーのセールスもサラリーマンです。会社の事情通りに金利が多少高くても提携ローンを勧めないといけない状況なのかもしれません。
その犠牲は誰かといえばハウスメーカーのセールスをプロと信じているお客様だと思うのですがどうでしょうか。
正しい判断できますか?
現在の一般的なマイホーム購入フローはこうなっています。
土地を購入するには不動産屋を仲介することになります。建物はハウスメーカーになります。
この2つに加えハウスメーカーが提携している銀行に登記のための司法書士や火災保険など業者さんが連れてくる業者が存在します。
この5つのことをお客様はどれくらい知っているのでしょうか。あなたは取捨選択を判断できますか?
できるわけないです。なぜならマイホームを何回も購入した人なんてあまりいないですから。なので業者を信じるしかないのです。この5つが適正料金だったり仕事スキルに問題がなければいうことはありません。ですが実際にはそれすら判断ができないのです。
その判断をお客様がしている、いやできないのを見越して業者が手配している。そんな構図なのです。
FPのフィルターを通してみたらどうか
熊本で仕事をしているとよく見るのが『お友達ビジネス』です。何かといえば『知っている人』というだけで繋がっていたりします。
例えば昔からの知り合いや高校の先輩後輩などのつながりです。住宅ローンは提携ローン、保険の知人などです。これでお客様に良い商品が届くのでしょうか。
お客様が望んでいるのは『スキルビジネス』だと思うのです。スキルの高い信用できる人たちのもとで家を建てたい。
それならスキルだけで選んだ『人脈』を提供したらどうだろうか。そして先の5つの業者をまずはFPである私の客観的視点を通してから選び、良いものだけをお客様に出して言ったらどうだろうか。
それが今の当オフィスの仕事です。そう、FPマイホーム専任エージェントです。当オフィスの利益は相談料で完結。あとはお客様のために全力で働く。
いうなればお客様がハイホームを安全かつリーズナブルな買い物ができるように段取りする仕事です。
土地を選び、不動産屋さんを選ぶ。次に建物を一緒に決めるハウスメーカーも決める。ハウスメーカーに同行し営業のセールストークを削ぎ落として必要な情報だけお客様に届ける。
住宅ローンはお客様の家計に合わせて選び、司法書士や火災保険も全てお客様の状況で選ぶ。
ただそれだけです。でもこれでお客様はどうしたらいいのか判断できます。知らないで損したということがなくなります。
もう知らないというだけで損するのはやめませんか?
銀行にハウスメーカーに不動産屋さんに設計士にと電話、メールをする機会がとても増えました。段取りは結構大変なのです。
ですがお客様は間違いなく後悔のないマイホーム購入になっています。その分私も勉強が必要ですし労力がかかります。
ですが普通これを仕事というと思うのですがあなたのマイホーム購入はいかがでしょうか?