つなぎ融資ってなんでしょうか?
私たちは生まれた時から与えられているものがある。その代表が衣食住です。つまりこの3つは親と同じくらい付き合いが長いのです。
ですがいざ自分で家を建てるとなると知らないことが山ほどあることに気がつきます。それもそのはずマイホーム購入は様々な業者さんと話すことになります。
1、土地・・・ 不動産屋 2、建物・・・ ハウスメーカー・工務店 3、ローン・・・銀行 4、登記・・・ 司法書士・家屋調査士 5、火災保険・・保険屋さん
これらを自分だけでやれば当然のごとく知らないということによる無駄が生じることは想像に難くないです。ではこれらのことがわからないとして誰に相談したらいいのでしょうか
多くの人はそれぞれの相手の言われるがままにやっています。仕方がないですよね。わからないのですから。こういったものをまとめて相談できるところはないのか
そんなことを言われて始めたのが当オフィスのマイホーム購入相談です。まずは住宅ローンから始まりました。
熊本の場合、不動産さんもハウスメーカーも住宅ローンは金利が高いか安いかにかかわらず提携ローンを進めてきます。
その提携ローンの金利といえば1%前後です。では熊本で使える住宅ローンの金利はどうでしょうか。0.5%程度から使えるのです。
そうです。賢いお客様は『おかしい』と違和感を感じるのです。そんなインテリジェンスの高いお客様からの相談を受けて始まったのです。
その中でも質問が多いことが幾つかあります。例えばネット銀行の必要書類の揃え方だったり、土地の売買契約書の中身だったりです。
そしてもう1つ『つなぎ融資』という通常の生活では使うことのない融資を使うことになるのでそれがなんなのかということです。
今回は簡単につなぎ融資とは何か?です。
つなぎ融資はあくまでもつなぎ
土地を決めて売買契約を結び、次に建物を決めて請負契約を結ぶといよいよ住宅ローンの本審査となります。本審査の承認が降りたらいよいよ土地代金の支払いです。
住宅ローン 1、仮審査 2、本審査 3、金銭消費貸借契約
土地の代金を支払う時に通常は住宅ローンを申し込んだ銀行に集まってあなたの口座に入金された資金から土地の支払いがなされます。
え?住宅ローンのことでしょう、と思うかもしれません。実は土地代金の支払いやハウスメーカーへの着手金や中間金の支払いに使われるのは住宅ローンではありません。
住宅ローンの融資は引き渡し時に融資されます。引き渡しまでの間に必要な資金を融資してもらうもの、それがつなぎ融資というものです。
つなぎ融資の支払い
ではこのつなぎ融資として借りたお金の支払いはどうするのでしょうか。つなぎ融資には手数料と利息の支払いがあります。例えば楽天銀行だと手数料は108000円で金利は2.62%となっています。
これを借りた期間分利息を支払うことになります。なのでつなぎ融資を借りている間に分割で月々支払うものではありません。
基本的には土地代金と建物の金額から着手金30%、屋根がついた後に払う中間金30%または40%をこのつなぎ融資で支払うのです。
なので土地代金の支払いから建物の引き渡しまでの期間が長ければ長いほど金利負担が大きくなります。ざっと説明しましたがいかがでしょうか。詳しいことは住宅ローンを申し込んだ銀行にお尋ねください。
当オフィスでは金融機関とハウスメーカーの間に入り銀行での土地決済の段取りをしたり、つなぎ融資の支払うタイミングで銀行に連絡したりしてお客様の負担が少なくなるようにしています。
忙しいしよくわからないお客様より意外と好評だったりしています。
住宅ローン相談 通話無料 0120−929−943 担当 FP永野 修