ハウスメーカーでのトラブル
ある時お客様が立て続けに2件、違約金を払ってハウスメーカーとの契約をキャンセルするために相談にきたことがあった。
偶然2件ほぼ同時に相談に来られたのですがハウスメーカー自体は別々です。つまりお客様とハウスメーカーとのトラブルは結構多いことを意味しています。
さてこの2名のお客様のトラブルの原因は何か?
それは議事録にありました。ハウスメーカーは言った言わないを避けるために議事録を複写で作成し、その日の終わりのお客様のサインをもらうようにしている。
一見これならトラブルにならないように思える。ではなぜトラブルになったのか?それは言ったことと書いていることが違っていたからです。
お客様とセールスの間でどんな話がされていたのかはわかりません、実際に議事録にサインしたお客様も悪いのです。ですがお客様はマイホームに夢を乗せています。
サインした自分も悪いと思いながらもこのセールス、このハウスメーカーは信用できないというレッテルを貼りどうにかしたいという相談でした。
仕様や見積もりを見た所結構高いお値段でしたのでちゃんとしたハウスメーカーや工務店を紹介し、当初より違約金を払ってでも200万も安くマイホームを購入できたとホッとしていました。
では当オフィスではどのように言った言わないを防いでいるのか?それは『LINE』の利用です。
LINEは便利
当オフィスではLINEでグループを作ってそれを議事録としています。メンバーはFPとお客様ご夫妻、設計士、工務店の5名です。
マイホーム購入の指揮者的役割の私は住宅ローンの本審査、つなぎ融資までは主役的役割を担います。どんな話になっているのかがすぐにわかるので住宅ローンの審査に反映しやすいです。
またお客様も過去にどんな話になっていたのかがすぐに見返すことができますので言った言わないのトラブルがほとんど存在しないことになります。
特にネット銀行を使うときは必要書類も多く急がなければならないケースが多いので設計士に図面を送ってもらったりしています。
LINEを議事録に使うことのメリットはもう1つあります。それは透明性です。どんな話が行われているかお客様も目で見ることができるのです。お客様からしたら裏でどんな話がされているのかを気にすることがないのです。
LINEを議事録がわりに使う仕組みはいかがでしょうか。もし工務店などで建てるのであれば使ってみてはいかがでしょうか。