公務員はネット銀行がお好き
当オフィスのようなファイナンシャルプランナー事務所(FP)の仕事とはなんだと思いますか?住宅ローンや生命保険、投資信託の販売でしょうか?
FPの仕事の1丁目1番の知識とは何か。それは『金利』です。金融商品は全て『金利』というものを中心に出来ており、私たちの暮らしでお金に関することは全て『金利』を中心に出来ています。
ですが残念なことにFPでは特に熊本ではFPと言えば保険販売に携わるセールスがあまりにも多いためどうしても保険商品=FPのように思われがちです。
そんな中、弊社の中心業務は販売よりも相談業務であり『良質な選択枠』というものが1番の商品となっております。特に住宅ローン相談では熊本の住宅ローン金利が0.9%くらいと高い中になって0.5%台が多くなっていることでお分かりいただけるかと思います。
今月(令和1年7月)の相談に至っては全てが公務員でありネット銀行という偏り方ようです。0.9%と0.5%で200万円以上違うとなれば使わない手はないですよね。
そんな公務員の方達でもネット銀行を誤解しているところが多く見受けられるのです。それは何かと言えば『ネット銀行はネットで手続きするのではない』ということです。
ネット銀行はほとんどが郵送手続き
ネット銀行で住宅ローンを契約しマイホームを建てた方が1番喜ぶのはやはり金利が低いことからくる月々の支払いの安さです。
例えば土地と建物で合わせて4000万円、35年払い払いだった場合0.9%と0.527%ではどのくらい違うかと言えば以下の通りとなります。
0.9% 月 111,059円 0.527% 月 104,312円 差額 月 6747円
月6747円の違いは35年では単純計算だと約280万円で諸費用を加味しても250万円程度違うということになります。
金利の違いだけを比較したものですがこれだけ違えば住宅ローンは金利で選ぶというお客様が喜ぶのは理解できるというものです。
そんなネット銀行を使った方が月々の支払額の安さともう2つ言うことがあります。それはこの2つです。
1、ネット銀行でネットを使いのは最初だけ
2、自分達だけでは絶対に使えない
そうなのです。お客様がまず最初に勘違いに気がつくことはネット銀行はネットをあまり使わないと言うことなのです。ネット銀行と言う名前が作りだす誤解なのです。
ではどこでネットを使うのか。例えば楽天銀行で言えば最初の『仮審査』だけです。では仮審査承認後の本審査から金銭消費貸借契約まではどうするのか?それはなんと『郵送』なのです。
これならインターネットやスマホでの申し込みに不安を覚える方でもできるのではないでしょうか。実際に慣れるとそんなに難しいものではありません。
経験者はなぜ自分達では出来ないと言うのか
マイホームを購入する方から経済的メリットの大きさで評価いただいているネット銀行ですが熊本では使う人が少ないのが現実です。
その理由はハウスメーカーや不動産屋さんにあります。なぜ彼らはお客様が喜ぶネット銀行を使わないのでしょうか。実はお客様たちは彼らに『ネット銀行を使いたい』と言ったのです。
ですが彼らはいつも否定的です。その理由は簡単だからです。使えないからです。使えない理由はいくつかあります。会社から提携ローンを勧めろと言われているからや、めんどくさいからなどです。
実はその通りで実際に使ってマイホームを建てた方も『自分達だけでは出来なかった』と皆言います。その理由はなんでしょうか。
反対にそれさえわかってしまえば使うことが可能だと言うことになります。ではそれは何か?多くはこの3つになります。
1、必要書類が多いこと 2、不動産屋さんから不安がられたり急かされること 3、時間が足りなくなること
つまりネット銀行で家を建てると決めた時には土地を選ぶ段階から意識をすることになります。不動産屋さんやハウスメーカーのセールスに根回ししたり、あらかじめ書類を準備することが必要なのです。
お客様たちは当然初めてマイホームを買うのでそこに不慣れだったからこう思ったのです。ネット銀行を使う場合に必要なことは『準備』だと言うことになります。
このようにメリットが大きいネット銀行の住宅ローンですがちょっとだけめんどくさいことがわかったのではないかと思います。
ですが少なくともネットが多少苦手でも問題ないことはわかったのではないでしょうか。まずは利用するための調査など準備から初めてみてはいかがでしょうか。
そう言うのはめんどくさい、でも使いたいと言う公務員や医師、上場企業の方はご相談ください。
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