ネット銀行を使うとき土地決済に注意
本日のブログは『ネット銀行を使うとき土地決済で不動産屋さんと揉めた?』と題して書いていきます。何かもめることなんてあるの?という人もいるかもしれません。
マイホーム購入では、この『何を?』という人たちが揉め事を作っていきます。不動産購入では慣例というか業務フローを知らないからです。
自分のこと、自分の利だけを追求する人たちが最近とても増えています。最もその全てにお客様に問題があるわけではなく不動産屋さんの勉強不足が起因している時も多々あります。
まずは結論から言うと熊本でネット銀行を使ったときに土地に決済でもめることになるのは大きく分けてこの3つになります。
1、決済日 2、司法書士 3、銀行の会議室
最近変動金利では0.3%台の低い金利となっています。これだけ低いとマイホームのような高額の商品購入ではかなり魅力的な金利です。
しかしそれは誰でも使えるわけではないですし、どんなマイホーム購入でも使えるわけではないのです。しかしお客様はそれを知りません。
ネットの記事を見て誰でも使えるものと思っているのです。だからこそトラブルが起こっていると言えます。今回はその実例を用いて説明していきます。
決済日に間に合わない
まず一戸建ての家を土地と建物を別に購入する場合、土地代金の支払いがあります。住宅ローンの仮審査をして本審査をするときに売買契約書と重要事項説明書のコピーが必要になります。
売買契約書を作成する時にどこの銀行を使うかを記載しますが不動産取引を知らないとこのネット銀行を指定するのです。これの何が問題かもわかっていないのです。
まずネット銀行の審査は簡単ではないです。1つはつなぎ融資があること、または分割融資ができる銀行を選ぶことが必要になります。
ここまではいいのですが問題はその決済にかかる時間です。土地を決済できるようになるまでに結構な時間をようするのです。
もう1つ前提として熊本の不動産屋さんではネット銀行の利用はまだまだ普及してません。やったことないと言うところも非常に多いです。つまり不安を持つのです。
それを知らないで契約日から2週間や1ヶ月程度の期間しか設けない場合決めた決済日までに融資が間に合わないと言うことが出てきます。
契約に疎いお客様はここで簡単に『延ばしてください』や『そのくらいいいじゃないですか?』など言います。しかし時に契約はそんなに甘いものではありません。
取引の決め事が契約書なのです。それは守るべきもので言い方を変えると守れるように作るべきです。それでも間に合わない時もあるでしょう.。
その時は丁重に謝罪してお願いするべきことなのです。
いつになったら司法書士から連絡あるんだ!
これは何回言われたかわかりません。ネット銀行では登記の時の司法書士はネット銀行が指定する司法書士を使うことになっています。
通常であれば不動産屋さんは特段指定がなければ馴染みの方に依頼します。しかし指定されているので連絡を待つのですがこれが結構遅かったりします。まだ?と2回くらい催促が来てもまだ連絡がないなんてことも。
『まだ司法書士から連絡がないんだけど』
私が事前に段取りを説明してもこうなるのです。お客様が自分でやる場合でネット銀行利用の事前説明がなかったらどうでしょうか。
不動産屋さんもネット銀行に慣れていないのでそれも無理がないところかもしれません。しかしその結果心象が悪くなって取引に差し障らないといえるでしょうか。
いつもこのあたりを念には念を入れて説明しておくことにしています。
どこで決済をするの?
例えば熊本の地方銀行であれば土地決済時にその銀行の会議室を借りて土地決済をすることが多いです。最近では皆様忙しくて出向くことなく決済が終わることもあります。
しかしネット銀行利用ということで不安を持つ不動産屋さんから『どこの銀行で決済するの?』と聞かれることもあります。
基本的には売主さんの決済銀行の会議室を借りて行うことがありますし書類を取って終わらせることもあるようです。その辺りは司法書士から話が入ります。だから口出ししないようにしています。
しかし聞かれたら答えないと疑心暗鬼になっている時は状況が悪くなるので困ってしまいます。このように注意点3つは熊本でネット銀行を使うのであれば確認する事項と言えます。
問題はお客様が自分でできるのか、不動産屋さんから信用してもらえるのか、ということになります。
土地決済はマイホーム建築の第一歩になります。できればスムーズにいきたいところです。熊本でネット銀行を使う場合はその辺りを気をつけていただければと思います。
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