公務員でも住宅ローンが通らない時がある
早いもので平成3年にクレジット会社に入社してから30年近くローン関係の仕事をしています。私のサラリーマン時代の仕事を主に『営業』でした。くるひも来る日も加盟店に行って自社のローンを使ってもらうようにお願いしていました。
当時の成績はどのようなものだったかと言うローン金額が営業の成績でした。なので仕事は加盟店を増やすことと申し込んでいただいたローンを確実に通すことでした。
彼が現在の業務に生きているわけです。特にローンが通らないと成績にならないのでその方法の知識は役にたっております。ローンを通す仕事は誰でもお仕事を引き受けるわけではないのですが年間10件以上ご依頼をいただいております。
ローンが通らないというと年収が低いお客様を想像するかもしれませんが実はそんなことはなく公務員や上場企業などにお勤めで年収も600万円くらいの方になっています。
それでは公務員や上場企業の従業員の方で住宅ローンが通らないケースというのはどんなものがあるのでしょうか。その前にローンが通らない理由には主に2つあります。
1、お客様に起因するもの 2、お客様やセールスの無知に起因するもの
つまり1は信用情報の問題です。これはどうにもならないケースかと言えばそんなことはないことがあります。たとえ『異動情報』があった場合でもケースによっては通せる可能性があります。
問題は2の無知に起因するものです。ちょっと知っていれば住宅ローンが通らないでお客様が悩んだり傷付いたりすることはないのですが『知らない』というだけで通らないという問題です。
このように住宅ローンが通らない理由には2つあり当オフィスでの相談ではこれらのケースでお仕事を引き受けた場合1件をのぞき全て通してきました。
今回はサラリーマン時代から学んできたローンを通す、というスキルに関してです。ローンが通らなくて傷つく人が1人でも少なくなることを願っています。
ローンが通らなかったらまずすべきこと
今の住宅ローン相談をしていて1番気をつけていることは何かと言えばお客様が申し込む住宅ローンが否決されないようにすることです。
そのために事前のヒアリングでローンの審査に関係あることを聞いています。ハウスメーカーでローンの案内を受けた方の場合なぜこういう『否決』が出てしまうのでしょうか。
それはローンのためのヒアリングなんてしてないからです。それどころか提携ローンを案内するだけしかしないし、最もセールスはそれを仕事とは思っていない節があります。
『それは銀行がすること』
それでもしローンが通らなければ『サヨウナラ』というわけです。相談をうけた場合1番最初にすることは何かと言えばそれはなぜ通らなかたっかかの把握です。
具体的にいえば個人信用情報の取得が最初になります。CICと検索してみてください。
今やクレジットカードを持っていればスマホで取得することができます。すると登録されているあなたの個人信用情報が出てきます。ここで見るところは3つあります。
1、月いくら支払っているのか 2、異動情報の有無 3、支払い状況の確認
1はなんのためにそれを見るのかと言えば返済比率の確認です。返済比率の計算は銀行によって違います。月の支払額と今回の住宅ローンを合算して一定以内におさまっていればOKです。
2、3はいわゆる信用履歴です。過去の支払い実績の記載と言えます。2は真ん中くらいの26番『D』返済状況の記載欄があります。ここに何も記載がなければ問題なしです。
3は入金状況です。『E』をみてください。ここでAやPなどがあると審査が厳しくなります。『$』になっていれば問題なしです。この3つをまずは確認します。そしてもう1つ実はあります。
もし2や3に問題があった場合にその情報の保有期限がいつまでかを確認します。これも大きな情報になってきます。なぜならその時期まで待てば悪い情報が消えるからです。もしここまで問題がないのであれば次のことを考えます。でも大抵はここで判明することが多いです。
ネット銀行の場合はそれ以外にも注意が必要
今の住宅ローン金利は本当に低いです。0.38%なんて変動金利もあるくらいです。0.4%、0.5%は普通と行ってもいいくらいです。特に熊本は金利が高いのでこの低金利は魅力的です。
お客様がネット銀行を使いたいと行った場合、CICなどの個人信用情報などでわかること以外にでも審査に通らないことがあります。
例えば土地が市街化調整区域などの場合です。やはり市街化調整区域は土地の担保評価がどうしても低くなってしまうので減額や否決となることがあります。
でもこのことは知っていれば避けることができるミスであり、当オフィスでは絶対にしてはいけないミスとしています。
ネット銀行の場合まだまだあります。それだけ土地を購入して建物を建てる場合何度が高いローンといえます。でもその果実の実が200万円近くの利息差なのです。
だから当オフィスでは審査を理解しているから積極的にネット銀行を利用しているのです。いかがでしょうか。注意すれば無知による審査否決は起こりにくいことがわかったのではないでしょうか。
ネット銀行を利用したいけど審査を断られるのはイヤだと言う方はご連絡ください。当オフィスで判断します。
住宅ローン相談 通話無料 0120−929−943 担当FP 永野 修
当オフィスでは無料相談は一切しておりません。ご了解ねがいます