大至急でライフプランを作って欲しいという依頼
3月とか9月などはハウスメーカーのセールスなどに『今月中に契約いただけるならあと100万円値引きします』などと言われることがあります。
きっとセールスも会社から『早く契約してこい』と言われてなんとか契約してもらおうとお客様に言っているのでしょう。しかし言われて困るのはお客様です。
『どうしよう』
『どうするかまだ決めてないんだけど』
『値段的に高くない?買っても大丈夫なの?』
こんな不安を抱きながらマイホーム購入をしている人が多いのもこの時期になります。月末まであと4、5日しかない。どうすればいいか?そんなマイホーム相談が多くなるのです。
そんな時まずなにをすればいいのか。今日のブログはセールスに契約を急がされたお客様のお話です。結論からいうとまずはライフプランを作りましょう、です。
急ぎたい事情があるのはお客様それとも会社側?
ところで急ぎたい事情があるのはどちら側でしょうか?通常は成績に締め日がある会社側です。それでももしこちら側でも今月までに契約しないと土地が買えないとなるとどうでしょうか?
自分が買い付けを出した土地がどうしても欲しく他に人に取られたくない場合であれば、あとは資金面で目処が経てばG Oサインが出せるのではないでしょうか
それともマイホーム購入は人生で1番大きな買い物、しかも1000万円以上の買い物なんてしたことないので神経質になっているのでしょうか。それならどっちみちマイホームを購入するなら同じなので覚悟を決めるのみです。
建築条件付きである以上土地の購入=ハウスメーカーも決まります。そんなことで悩みは尽きないのは理解できるところですが期限があるので決めるしかないです。
覚悟を持つことは必要なこととして資金面での決断ではライフプランは有効なツールと言えます。今の家計状況、お子様が進学した後でも支払い可能か、そして老後資金は大丈夫かなどです。
土地だけでなく建物の金額を含めてライフプランを作成して5年後、10年後、お子様が大学に進学したあと、老後資金はどうなのかをシミュレーションします。
もちろん人生長いしいろんなことがあるのでこの通りに行くかどうかはわからないですが現場このツールよりも参考になるものはないはずです。
またライフプランを作成しなが冷静に慣れるという側面もあります。人間は急がされるとパニックになりがちです。パニックの時に出す結論はえてして碌なものではないことが多いです。
見積もりを見ながら本当にこの金額でいいのか、この土地でいいのか、ハウスメーカーはここでいいのかなどを冷静になって考えるといい決断ができるのではないでしょうか。
明日は月末、その答えは
お客様の要望通りライフプランを早急に仕上げて1時間半くらいお客様夫婦をいろんな話をしました。なぜ家が欲しいのか、なぜこの地域なのか、そして購入する場合のメリットデメリット。
こうやって第3者であるFPを交えて話すことで急がさせれパニックになっていたお客様が冷静になっていきます。依然セールスは急がせようとしますがそんなの無視です。
自分の人生は自分で決める。自分の家も自分で決める。これ以上急がせるとかえって逆効果になると思うのですがみんな成績がかかってますので必死です。
そんな中、お客様はどんな答えを出すのでしょうか。
その翌日ラインが来ました。買うことに決めたそうです。すっきりしたとのことです。これでいいのではないでしょうか。不安やわからないまま買っていい金額ではないのがマイホームですよね。
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