住宅ローンの失敗は仮審査から始まる
当オフィスは熊本で注文住宅の住宅ローンを専門にしているFPオフィスで開業から15年目になります。お客様の大半が公務員の方であり安心を求めている方より支持をいただいています
多くのFPや保険屋さんがするライフプラン作成から生命保険獲得の住宅ローン相談ではなくマイホーム購入を安全にスムーズにするためにローン審査と手続きを主にお手伝いしています。
なぜ審査や手続きの支援までするのか。それはこの2つは業務経験がモノを言うものでGoogleで検索してもわからないのでお客様が1番失敗しやすいところだからです。
では住宅ローンの失敗とはどんなものがあるのでしょうか。例えば審査が通らない住宅ローンを選ぶのも失敗の1つです。通らないローンでライフプランを作成してなんの意味があるのでしょうか
そしてもう1つあります。それが今回のブログにする資金管理の失敗です。もっと簡単な言葉で言えば決済時に資金ショートすることです。
これはFPとしては1番避けたいもので当オフィスでも手続きの際には再三に渡ってお話をするものです。そこで今回のブログはお金が足りなくて冷蔵庫と洗濯機が買えない!です。
そう、仮審査時にすでに失敗しているのが金銭消費貸借契約時に発覚しただけというものです。仮審査をおざなりにするのはやめましょうという話です。
大事なことは3度いう
住宅展示場に行くと各ハウスメーカーのセールスが家のこと、ローンのことを説明してくれます。気に入ったハウスメーカー、気に入ったセールスから商談が進んでいくと『仮審査しましょう』と言われます。
『別にウチで買わなくてもいいですから』と言われて何気なくセールス指定の銀行で仮審査することがあります。実はここから失敗が始まっているのです。
このセールスから購入するのであればこの後きっちりとした話があるのでまだいいのですが様々なハウスメーカー、工務店で話を聞き見積もりを取るとわかることがあります。
各ハウスメーカーや工務店によって見積もりの項目が少し違うのです。特に外構であったり諸費用と言われるローン手数料や登記費用、火災保険などに金額が入っていたりなかったりしています。
外構や諸費用だけでも300万円くらいになることもあります。カーテンやエアコンの2つで100万円なら合計で400万円なのでしっかり資金管理する必要があります
また家を購入するときに必要になるもの、例えばダイニングテーブルや冷蔵庫や洗濯機のような大物家電製品の買い替えなどもしたい方もいることでしょう
これらの資金も仮審査の時に住宅資金と一緒に考えておくことがとても重要なのです。現金で全部するのか、それとも家電や家具だけは現金なのか、などです。
仮審査の時にそれを決めておかないとどうなるのか?
それは最後の住宅ローンの決済、工務店やハウスメーカーへの支払いの時に気がつきます。『家電を買うお金がない』ことに。これは最悪の出来事と言えます。
なので当オフィスでは仮審査時にしっかりと上記のことを打ち合わせをして金額を計算。同じように本審査時にもつなぎ融資時のも確認して金銭消費貸借契約までスムーズに進むようにしています。
仮審査は多めの金額で
では仮審査の時にどうすればいいのでしょうか。まずは家の大きさ、坪数をおおよそ決めてもらいます。そうすると標準的な見積額が出てきます。
この工務店などから出てきた見積もりを見て抜けている項目や、地盤強化費用や各種手数料、諸費用などを計算して総額を出してしまいます。
この時に現金を入れる予定であっても全額住宅ローンで仮審査をします。それも少し多めの金額で審査するようにしています。そう実際にかかる予想最高額でローン審査をします。
実際の借入金額は本審査の時に請負契約書や土地の売買契約書などをもとに計算し直して現金をどうするかも含めて考えて本審査の金額にします。
ここでもしっかりと家電や家具なども含めた実際にかかる額の確認をお客様としておきます。こうすることで忘れることがなくなるので最後に資金が足りないなんてことが防げます。
何事も最初が大事です。ここでは仮審査を適当にすることなくきっちりと資金を管理すること前提で金額を出せばミスも大幅に減らせます。
いかがでしたでしょうか。
もし自分たちではできそうもないと言うことならぜひご相談ください。ライフプラン作成から住宅ローン選びやもちろん手続きまでFPである私、永野が全力でお手伝いします。
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担当FP 永野 修