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当オフィスの得意な相談とは
初めまして永野FPオフィスの代表FP永野です
当オフィスの使命は住宅ローン相談を通してお客様のマイホーム購入を強力にバックアップすることです。それには住宅ローン審査が通ることが初めの一歩となります。
クレジット会社でローン審査に17年携わってきた経験をもとにお客様の住宅ローン審査をアドバイスしているFPオフィスでマイホームの住宅ローン相談に携わって10年以上になります。
過去7年間、住宅ローンの審査が通らないという方の相談を受けてきましたが合計75件中審査が通ってマイホームを購入した方は72人でローン通過率96%でした。
アルヒの住宅ローン事前審査が通らなかった
このブログを読んでいると言うことはアルヒのフラット35で住宅ローンを申し込みをしたけど審査が通らなかった方なのでしょうか。きっと仮審査が落ちてショックを受けていることでしょう。
でも大丈夫です!まだあきめらるのは早いです。というのはアルヒで住宅ローン審査の否決の理由がもしCICの『A』や『P』だけが理由なら審査が通ってマイホームが購入できるチャンスはあります。
今回のブログは、住宅ローン審査の専門家がアルヒのフラット35の住宅ローン審査に落ちてしまった方に審査が通ってマイホームが購入する方法に関してです。
アルヒで『A』が原因で断られた場合に知っておくべきことは3つです。これを知ればなぜ可能性があると言うことが理解できるはずです。
1、否決された理由は『A』なのか 2、否決したのはアルヒ?それとも住宅金融支援機構? 3、アルヒで否決ならチャンスあり、その理由とは
アルヒで否決?機構で否決?
通常、フラット35の審査はまずは各金融機関で行なって承認した案件を住宅金融支援機構に送り再度審査して承認になるとお客様に連絡されます。
ところがアルヒは住宅金融支援機構に送らずに結果を出すことがあります。また機構には審査基準がありますがアルヒはこれもまた独自の基準で審査をしているようなフシがあります。
同じ住宅ローンが通らないケースでも金融機関で否決となるケースと住宅金融支援機構で否決するケースがあり、それはCICの照会履歴を見るとわかります。
もし住宅金融支援で否決の場合はフラット35ではノーチャンスですがアルヒで否決したのであれば、もし否決理由次第ではで他の金融機関で審査が通るチャンスはあります
CICで否決理由を再確認する
マイホームは住宅ローンが通らないと購入できません。どんなに金利が低くてもどんなに団信の内容が良くても審査が承認になって初めて家が買えます
当オフィスでは毎日公式LINEから住宅ローン審査の相談を頂いていますが審査が通らない理由で1番多いのは何か?それはCICの支払い状況で『A』や『P』があったというものです。
特に『A』が多いですが『A』以外がないかを考えるときに5の返済比率の計算は必ずしてください。ここでオーバーしている方も結構います。
ベスト5は以下の通りです。
1、AやPがあった
2、異動情報があった
3、スマホで異動情報があった
4、勤務年数1年未満
5、返済比率オーバー
1、CICにAやPがあった
住宅ローン相談で1番多いのがこの『A』や『P』での否決に関してです。金融機関の住宅ローン審査はクレカやその他のローンの支払い実績を重視しています。
もし直近は『$』マークだけど6ヶ月前に『A』がついていると言うことであればアルヒの住宅ローン審査では厳しい結果になることが多いです。
その場合、お客様が考えることは3つあります
1、1年以上支払いを正常にして『$』をつける
2、直近が『$』なら審査が通る金融機関を探す
3、マイホーム自体を諦める
本気で今、どうしてもマイホームが欲しい場合は1ヶ月『$』でOKという金融機関を探すことになります。アルヒが否決になったと多くのお客様からの相談を受けています。
このCICの『A』に関しての対策の詳細を知りたい方は別のブログを書いてありますので参考にしてみてください。
2、異動情報があった
これはどうにもできないです。アルヒの問題ではなく住宅ローンはどこの金融機関でも通らないと思われます。まずはCICを取得して異動情報の有無を確認してみてください
もしあった場合は右上の保有期限を確認してその日まで家計を整えておいてください。そして保有期限以降に再度CICを取得して異動情報のデータがないことを確認してください
ただしスマホでの異動情報の場合は話が変わります。
アルヒに限らずスマホでの異動情報の場合はフラット35やネット銀行で審査した自体が金融機関の選択ミスです。むしろ民間の銀行の方がチャンスがあったりします
もちろん何も考えずに審査をすれば否決になりますが金融機関を選び、対策をしっかり取れば結構審査が通るようになってきています。
4、勤務年数1年未満
フラット35の審査の特徴は勤務年数が1年未満であっても極端にいえば1ヶ月でも問題がなければ審査は通ります。ただし1ヶ月などだと収入が少ない場合が多いです
例えば月の給料明細を確認して20万円あれば年収240万円で返済比率を計算していくのですがやはり今の高値のマイホーム事情では厳しいものがあります。
5、返済比率オーバー
4の勤務年数と同じですが土地や物件が高くなる一方なので返済比率が合わないケースがあります。ただこの場合は否決の前に留保という回答がきます
留保という回答が来たら再度返済比率に問題がないかのチェックをして、必要書類を確認の上本審査をしてください。
AやPで審査を通すための対策とは
このAやPに関してはまずは支払いを正常に戻すところから始まります。正常に戻せば翌月の支払い状況はAから$に変わっているはずです。CICを取得して確認します。
$になったことが確認できたら次に金融機関の住宅ローン審査はAから$に変わるのが1ヶ月でOKという金融機関もあれば半年でOKや1年でというところまで審査基準はまちまちです。
1番マイホーム購入の近道は住宅ローン審査に詳しい当オフィスのようなところに相談することです。反対にやってはいけないのがFPという名の保険屋さんに相談することです。
さらに注意することがあります。絶対にやってはいけないことがあります。それはハウスメーカーのセールスや不動産屋さんに銀行のたらい回しをされないようにしてください。
原因の把握も対策もしないうちに別の銀行で審査しましょうと言って多くの金融機関から否決となると審査が通るタイミングになった時に審査が通る金融機関まで潰させれ通るものが通らなくなるからです。
上記の対策を確実に取り確認してから次の金融機関に審査を出しましょう。
住宅ローンの審査は誰に聞けばいいのか
本来であればセールスの方や不動産屋さんに聞ければいいのですが皆が皆、住宅ローンに詳しいとは限りません。場合によってはよく知っている銀行に頼むということをしている人もいます。
当オフィスのような審査に精通しているFPがお近くにいればその方へ。もしいなければご相談ください。公式LINEから質問していただいて構いません。
ただし有料になる部分についてはここから有料と言いますのでご承知ください。
まとめ アルヒは『A』に厳しい
アルヒから審査が通らなかったというお客様を見るとCICに関係することが多い。フラット35の審査を理解すれば他の金融機関のフラット35や住宅ローンでリカバリーできる可能性があります。
まずは否決になったらその理由を把握してその理由によって適切な金融機関に変えることでマイホーム購入ができることもあります。
その際にはしっかりと金融機関選びを間違いないようにしてください。ここで間違えるとマイホーム購入が遠のきます。もし不明な点があれば質問してください。
メールからのお問い合わせはこちらからどうぞ
永野FPオフィス 永野 修
『審査の通らない住宅ローンに価値はない』
クレジット会社で17年間毎日CICを見てきたのでどうしたら審査が通るのかがわかるという職業病を武器に他社ではできない住宅ローン選びをメインとしています。ローン業界に30年以上の豊富な経験と年間100件以上のマイホーム購入のお手伝いをしています。お客様の80%は公務員であとの20%は医師と看護師になっています