フラット35Sからの借り換え
5月1日にフラット35の金利は発表された。20年までとはいえ1%を切る0.96%は借り換えを考えるには十分な金利といえよう。
金利が低くなったということは資産運用にとっては利益が出しづらくなっているということであり、マイナス金利時代のファイナンスインテリジェンスを考える時に来ています。
いかにして借り入れ金利(住宅ローン)を下げて利息を払わないようにするのか。1番先にやるべきことはこの住宅ローン借り換えであることはすぐにわかっていただけることでしょう。
そんな中、お客様の方から連絡があり2年前のフラット35Sの借り換え効果はどのくらいあるのかの相談があったがいくらくらいの効果があるのでしょうか。
2年前のフラット35Sでの借換え効果
金額2300万円で融資を受けており3年間は0.3%の優遇金利で1.43%、その後は1.73%になるという契約です。まずはこのままの契約であればトータルでいくら支払うことになるのかを計算してみます。
当初5年間の月の支払額は69636円、残りの30年間が月72589円となりトータル金額で30,310,158円ということになります。
現在の既払い金は2年間支払ったとして69636円×24ヶ月で1,671,264円で残りは28,638,894円となります。
2300万円 35年 当初5年間1.43% 残り1.73% 5年間 月 69636円 30年間 月 72589円 元本残高 21,929,061円 トータル 30310158円
これを平成28年5月の金利1.08%で借り換えるとします。
諸費用は手数料496800円 登記費用を30万として80万円を上乗せして2280万円で借り換えます。
2280万円(うち諸費用80万円)金利 1.08% 回数33年
月 68,469円 トータル支払額27,113,941円+既払い金額1671264円 = 28,785,205円
借換え効果 30310158円ー28785205円=1,524,953円
2年前のフラット35Sでさえ約152万円の効果があります。ではフラット35Sではなく1.73%のフラット35だったらどうでしょうか。
2300万円 金利1.73% 回数420回
月の支払い 73,042円 トータル 30,677,779円
借換え効果30,677,779円 ー 28,785,205円 = 1,892,574円
→ その他のフラット35との比較
フラット35であれば2年前でも借り換え効果が小さくないということがわかるとおもいます。150万円程度ならめんどくさいので借り換えしないという選択もあるかと思いますがそのツケは老後資金に行くことはご承知ください。
→ FPの価値は老後資金にあり
フラット借り換えシミュレーション相談を実施しています。(無料)
もし自分のローンの借り換え効果がどのくらいかわからない方はお問い合わせください。
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