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住信SBIネット銀行で知っておきたい3選
ネット銀行の低金利を使ってマイホームを購入したいが審査が通らなくて使えなかったということがかなり起こっているのをご存知でしょうか。ローンが通らないというのはかなりショックなことです。
当オフィスでは17年間ローン審査に携わってきた経験で審査を通すことを専門にしています。ネット銀行の審査も通る人と通らない人がわかりますので通る人におすすめするようにしています。
その結果としてストレスを感じさせないマイホーム購入になるので満足度が高くなります。家計にやさしくなるのでお客様は家族の大切な時を共有するであろうマイホームが購入できます
今回ご案内する住信SBIネット銀行はソニー銀行と並んで多くの方が使える可能性が高いローンです。利用したいと思ったときには3つのことを知っておいた方がいいです。ぜひ住信SBIネット銀行のことを知って利用してみてください
金利は0.298%?0.32%?
上がり続ける固定金利を尻目に変動金利はキャンペーンなどもあり下がり続けている。もうこれ以上はないと思われていたがいよいよ0.32%まで来たのが住信SBIネット銀行です。しかし今は金利体系が3つあるのでそれも知っておきたいところです。
1、融資率80%以下 0.298%
2、融資率100%以下 0.320%
3、融資率100%超 0.344%
つまり現金を諸費用も合わせて20%以上、物件が5000万円(諸費用込)なら1000万円以上であれば0.298%まで下がるということです。
最近のネット銀行ではこのように現金比率によって金利が変わるものを採用する銀行が増えてきており今後ともこの傾向は続きと見られる。なぜ現金比率が大事なのか。クレジット会社にいたときも現金を入れられるお客様は滞納率が低かったからそういうことでしょう。目を引くのは金利だけではありません。
1、住宅ローン審査
2、団体信用保険
3、つなぎ融資
今回はこの3つを中心に注文住宅で利用するときの注意点も合わせてお話しします。
審査はネットから?
ところで金利が低いのは分かったとしてどこから申し込めばいいのでしょうか。実は申し込み方法は3つあります。
1、ネットから 2、店舗から 3、工務店から
ネット銀行なのに店舗から?工務店で?と思うかもしれませんが住信ネット銀行ではネットだけでなく店舗でもできますし工務店でも手続きをすることがあります。
ネットはHPからですが当オフィスでも店舗を使うことが多いです。やはりお客様もネットで自分で申し込みをするよりも店舗で教えてもらいながらする方が安心できるようです。工務店も同じです。
審査はこの3つどこで申し込みをしても住信SBIネット銀行経由で審査が進みますのでどこでも同じで優位性などは関係ないようです。ところで審査はどうなのでしょうか
ネット銀行は審査が厳しい?
注文住宅とマンションの違いは何かを考えると1つは土地ともう1つはつなぎ融資になります。注意点もこの2つになります。まずは審査ですがネット銀行と聞くとやはり審査が厳しい印象があります。
どんなに金利が低くてもどんなに団体信用保険が良くても住宅ローンの審査が通らないことにはマイホームは購入できませんので住宅ローン利用では審査という要素はとても大きいものがあります。
あくまでも当オフィスが利用している印象ですが他のネット銀行よりも審査は現実的なのではと思っています。というか他のネット銀行の審査が厳しすぎという印象です。
ネット銀行の住宅ローン審査は保証会社を使わないので土地の担保評価を重要視していると思われますがそうなると熊本のような地方都市は不利です。
しかし令和6年2月より住信ネット銀行は案件によっては保証会社であるMG保証を入れることになったようです。これは審査上ではいい傾向といえます。
実際に審査をしてみて通った熊本での地域は熊本市の市街化区域、益城での市街化区域、天草での市街化区域で実績があります。参考にしてみてください
ところで審査が通った時は他の銀行の住宅ローンとの比較、シミュレーションで決めることになりますがその他の団信やつなぎ融資はどうでしょうか
つなぎ融資に団信がない
以前、セールスからネット銀行はつなぎ融資がないので使えないと言われた方は非常に多かったようですが今はアプラスのブリッジローンを利用できるネット銀行も多くなっています。
住信SBIネット銀行はどうでしょうか。熊本では住信SBIネット銀行は島根銀行のつなぎ融資を使っています。これはなかなか使いやすいので知っておいてください、特徴は以下の5つです。
1、金利 1.9% 2、手数料 11万円 3、期間 1回目から12ヶ月 4、割合 契約書記載額 5、団信 なし
金利はアプラスのブリッジローンよりは高い(1.75%)ですがこれでも充分低いといえます。ここでは割合と団信を知っておきたいところです。
通常のつなぎ融資では割合が決められています。土地は100%でいいのですが建物で工務店やハウスメーカーへの割合が着手金30%や35%など決められていることが多いです。
しかし住信SBIネット銀行では請負契約書に記載の金額を支払うと言われています。これは工務店サイドかさすると助かりますね。
問題は団信がないことです。建築中に死亡したらどうするんだと考えたらこのタイミングで生命保険の確認は必須なのでは。
確かにその間に死亡する確率なんてかなり低いと思われます。しかし人間の命はあっけないものです。その時つなぎ融資で支払っていた土地と建築代金はどうなるでしょうか。
ちなみにアプラスのつなぎ融資は金利を上乗せ(+0.4%)をすればつなぎ融資にも団体信用保険がつけることが可能になっています。つなぎ融資の詳細は別のブログがありますのこちらを参照にしてください
次に住宅ローン自体の団体信用保険ですがこれにも非常に特徴があります。1つは内容ともう1つは年齢制限のことです。40歳未満と40歳以上では上乗せ金利が違います
団体信用保険は3大疾病保障
住宅ローン自体の団体信用保険の基本は3大疾病保障です。この3大疾病の保障を見るときは約款えおみつ必要があります。ここに「所定の状態』の記述を見ます。
文言にガンはいいのですが急性心筋梗塞や脳卒中では労働制限などの記載がありますがそこに『手術』や『入院』などの文言があるかの確認です。
住信SBIネット銀行では『手術』の文字があります。詳しくはネットから約款を確認してください。もう1つ40歳未満では最初から3大疾病50%がついていて100%にするなら+0.2%の上乗せ金利が必要になります。
40歳以上の場合では+0.25%で50%の3大疾病が、+0.4%で100%になります。ここで特筆すべきが通常のガン団信も3大疾病も年齢制限があります。
ガン団信は50歳までというのが一般的ですが住信SBIネット銀行ではそれがありません。先日も借換で53歳の方に3代疾病100%をつけたくらいです。
ちなみにこの年齢は住宅ローンの支払い開始時の年齢で現在の年齢ではないので39歳の方は注意してください。
まとめ 家計に優しく教育資金も作れる
まとめますと金利は3体系ありますが現金比率によって違います。また保証会社を使った場合は上乗せ金利があると思われます。
特徴はネット銀行ではネットからはもちろんのこと珍しく店舗や工務店などでも手続きができますのネットに苦手意識がある方でも安心して使えます。
そのほかつなぎ融資もありますし団信は3大疾病がベースとなっています。51歳以上でも健康であれば3大疾病の団信加入ができるのが特徴的です
今回は住信SBIネット銀行を注文住宅で利用するときの注意点をブログにしました。また別の機会にAUとSBIの金利や団信を比較するブログを書いていきます。実際に使ってみた感想はこちらのブログを参考にしてみてください
もし住信SBIネット銀行の住宅ローンを使ってマイホーム建築を考えている方はご相談ください。当オフィスの住宅ローン相談は初回は無料となっております。ご相談は通話無料の電話もしくはメールからお願いします。今すぐ相談したい方は公式LINEからお願いします。
永野FPオフィス 担当FP 永野 修
メール fpnagano@myhome-fpft.com
永野FPオフィス 永野 修
クレジット会社で17年間毎日CICを見てきたのでどうしたら審査が通るのかがわかるという職業病を武器に他社ではできない住宅ローン相談をメインとしています。ローン業界に30年以上の豊富な経験と年間100件以上のマイホーム購入のお手伝いをしています。自分の家は熊本地震で解体となり立て直しました