
住宅ローンは支払いはいつから始まるの?
お客様は住宅ローンをどこの銀行にするかで悩んでいることが多いのですが実際の住宅ローンの選び方には様々な要素があります。
要素と言ってもやはり支払う金額があるのでどうしても金利に目が奪われがちですが実際にはその他に3つあります。その3つとは以下の通りです。
1、審査 2、団体信用保険 3、支払い開始時期
どんなに金利が低い住宅ローンを使いたいと言っても審査が通らなければどうしようもありません。例えば先日不動産屋さんとちょっとした揉め事がありました。
その不動産屋さんはお客様が上場企業にお勤めということでネット銀行を使いたいようでしたが私は反対しました。反対したのが気に入らなかったようです。
ですがその結果私の思った通り『否決』されました。なぜ上場企業に勤務して年収も600万円近かったにもかかわらず通らないのか?これを不動産屋さんは知らなかったのです。
審査が通って初めてマイホームを購入できるのです。だからまずは健康状態を含めた審査が1番大事なのです。
もう1つ団体信用保険も銀行によってまちまちです。ガンの団体信用保険1つとっても違います。ガンに罹患したら100%でるところがあれば50%しかでない銀行もあります。
審査が通り、金利もあまり変わらないのであれば団体信用保険の中身で選ぶのも1つの選択方法と言えます。
住宅ローンはいつから支払い開始?
審査や金利、団体信用保険は住宅ローンの選択においてまずは考慮することであるのはまちがいないのですが実はもう1つあります。
それは『支払い開始時期』です。
住宅ローンの支払い時期がいつからかによってどこの銀行の住宅ローンにするかが変わる場合があります。住宅ローンの支払い時期は銀行によって大きく3つあります。
1、住宅の引き渡しの翌月から 2、『金利のみ』その翌月から 3、土地代、着工金、中間金とそれぞれローン契約してその翌月から
この支払い開始時期はお客様によっては住宅ローン選択の大きな要素になる時があります。例えば現在住んでいる賃貸住宅の家賃の関係です。
家賃の支払いに加えてローンの支払いが入ると生活に支障がでる場合、3の銀行にすると土地の購入で1本住宅ローンが始まり、建物の着工時にもう1本増え、さらに中間金で増えると支払いが結構大変になります。
これは支払い無理という場合には次に金利のみの支払いならどうかを考えます。これも無理なら1のつなぎ融資を利用する銀行の住宅ローンを利用するということになります。
ちなみにフラット35は1に入るのですが引き渡しの翌々月に2ヶ月分の支払いになりますのでこれもまた注意が必要になります。
いかがでしたでか
住宅ローン選びは金利以外にも3つありそのどれも大事なことがわかっていただけたかと思います。自分たちにはどの住宅ローンがいいのかわからない方がいましたらご連絡ください。
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