
異動情報は重たい事実
当オフィスは17年間にわたってクレジット会社に勤務、毎日ローンの審査をしてきた経験をもとにFP永野が設立した住宅ローン専門のFPオフィスです。
お客様の7.8割は教員や市町村役場に勤務する公務員の方となっておりあとを看護師さんや医師の方となっています。お客様曰く『住宅ローンはよくわからない』とのことです。
そんな公務員の方といえども時より住宅ローンが通らないことがあります。パターンは大きく分けて2つあります。1つは『異動情報あり』もう1つは土地の関係です。
住宅ローンはたとえ公務員であっても住宅ローンの審査基準に乗っからないと審査は通らないです。審査基準を知らずに申し込みをして断られてショックを受ける方がいるのです。
また審査を知らないFPにかかれば金利が低い、団信がいいという理由だけでネット銀行の住宅ローンを勧め、それを魔に受けた結果ローン審査が通らないのです。お気の毒としか言いようがありません。
今回の話はよくお客様から質問を受けることですが『私は住宅ローンが通るのでしょうか』という質問に関してです。『異動情報』ありの場合です。
異動情報とは基本的に3ヶ月以上遅れた場合に表示されるのですが実は異動情報という文字がCICに記載されていたといても通る人もいれば通らない人もいるのです。
それはどんなケースなのか。そのお話をしていきます。
異動情報は消えるのか
何か支払いができなくてCICに異動情報が1度ついてしまうとその債権を完済しない限り消えることはありません。基本的に完済してから5年間は残ります。
これがあるうちは自動車ローンや家電ローンを組んで購入しようとしてもお断りされてしまいます。反対に断られるようになってきたので異動情報が入っていることに気が付くこともあるくらいです。
日頃よりの支払いの結果がこの個人信用情報なので特にマイホーム購入を予定している人はしっかりと履行しておきたいところです。
ところが通常のローンではほぼ通らないのですがこれが住宅ローンになると異動情報ありでも通ることがあるから不思議なものです。
ではどんなケースが情報が消えなくてもローンの審査に通るのでしょうか。
継続的なケースはムリ
全国からネットを通じて相談をいただくのですがその大半が継続的な支払いの遅れで異動情報が入ったものなので審査は通らないとお断りすることが多いです。
しかし中にはスマホの機種代の最終回や一時的な支払いの遅れで『たまたま』気が付かなくて異動情報になってしまったものなどは通ることがあります。
特にスマホ関連は通ることが普通になっています。ただしフラット35は通らないです。金融機関を選ぶ必要があるのはもちろんのことです。
それでも異動情報はないに越したことはないので日頃より注意して欲しいものです。では一時的なものだったとしてどうやって審査を通して家を購入するのでしょうか。
ここにもきちんとやり方というものがあります。
お金があったことを証明できるのか
やはり1番の問題は本当に一時的な『アクシデント』だったのか、です。その証明ができないと実はお金がなくて支払いが滞ったのではないかとみられてしまいます。
どうやったら『本当はお金はあったのに』が証明できるのか。CICの異動情報の期間の通帳のコピーの残高などで証明する方法が1番簡単と思われます。
その他にもやることがあるのですがそれは次回以降にテクニックとしてお話しできればと思います。一時的なものにはチャンスがあるということです。
永野FPオフィスの住宅ローン相談
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