住宅ローンは誰が選ぶ?
住宅ローンを選ぶときにどうやって選んでいるのか。それはセールスの言われるままというのが1番多いということは知っていますか?
長年そんな感じで誘導できてきたので不動産屋さんもセールスもいまだに提携ローンへの誘導をしています。もちろん提携ローンが悪いわけではありません。
しかしお客様はマイホーム購入する時にはスマホで調べまくってから決めてますので提携ローンが0.7%などだった場合に問題が起こります。
なぜ0.3%台から住宅ローンはあるのに0.7%を提案するのか?と。そうするとセールスや不動産屋さんは驚きます。今まで通用した誘導が効かなくなってきているからです。
ですがセールスの方がここでお客様の言う通り低金利のネット銀行を申し込むとこれまた間違いが発生します。なぜなら通らないことが普通に起こるからです。
なぜ通らないんだ?
そんなことを言いながら当オフィスに相談に訪れるのです。その時はセールスに対して不信感満載です。もうお気の毒としか言いようがありません。
では令和のスマホ時代の住宅ローン選びはどうすれば失敗することなくできるのでしょうか。熊本県での話をここでブログにしてみます。
ローン選びの順序が間違っている
毎日住宅ローン選びをやっているFPの目から見てお客様の住宅ローン選びははっきりって間違っています。でもそれは仕方がないことでもあります。
なぜならお客様は素人なんですから。
ではFPである私はどんな順序で住宅ローンを選んでいるのでしょうか。それはこの順序となります。
1、契約履行 2、審査 3、金利・団信
マイホーム購入は建築請負契約という約束の中で行われます。その支払い方の1つが住宅ローンなのです。なので契約書にある通りに支払えるというのがローンでは大前提になります。
つまり着工金や中間金、最終金を期限通りに支払えるローンを選ぶのが最初になります。だから間違ってもつなぎ融資や分割融資ができないローンを選んではいけないのです。
またつなぎ融資が仮にあったとしても期日までに支払われる銀行でないといけないのです。つなぎ融資が実行されるまでにかなりの時間がかかる銀行があります。要注意です。
お客様は金利や団信しかわからないので契約履行の意味がわかってませんからね。
通る住宅ローンの中から選び
まずは契約履行できるローンを選ぶのが最初と言いました。しかしお客様は金利や団信しか見ていないと。では次の優先順位は何か?金利や団信か?
違います。
次は審査です。住宅ローンが通る銀行を選ぶことが次の段階になります。なぜなら審査が通らない銀行を選ぶ意味がないからです。だから当オフィスでは通る住宅ローンの中から選べるようにしているのです。
お客様の頭にあるのが仮に低金利のネット銀行だとします。しかしながらいくらお客様がそれを望んだからといって条件が合わない時があります。例えば土地が市街化調整区域の場合などで起こりやすいです。
審査に通らないローンを選ぶとどうなるのか。住宅ローンの審査で否決と言われると不要な感情が起こったりします。よくあるのがまさか自分がローンに通らないと思ってないのでかなりガッカリしたりします。
また奥様からいらぬ疑いをかけられる時もあります。『まさか、自分に言ってない借入や過去があるんじゃないでしょうね』などです。マイホーム購入で揉め事になるなんて意味わからないですよね。でも起こるのです。
だから審査の通る銀行から選ぶことが大事なのです。揉め事を起こすことなくスムーズなマイホーム購入には欠かせないことなのです。
その中から金利や団信を加味して選べばいいのです。
いかがでしたでしょうか。揉め事なんかまっぴらごめん、スムーズなマイホーム購入をお望みの方は当オフィスにご相談ください。
永野FPオフィスの住宅ローン相談 通話無料 0120ー929−943 担当FP 永野 修