
意外と知られていない住宅ローン申込の常識
当オフィスはお客様の7割が公務員であり金融庁勤務から国土交通省、自衛隊、市町村役場、県庁、警察官など幅広くなっています。
特徴はハウスメーカーや銀行が主導する住宅ローン選びではなく『お客様によるお客様のための住宅ローン選び』となっており基本的に住宅購入しても老後資金が貯められるような設計を心掛けております。
最近お客様に『そんなことできるのですか?』と言われることがあります。それは住宅ローンを複数申込というものです。
反対に私から見るとこんな当たり前のことがなぜ驚かれるのか?それはやはりハウスメーカーが提携ローンのみ話をするからではないかと思うのです。
ですが実際にお客様と住宅ローン選びをしていると気がつくことがあります。それは何かといえば熊本では住宅ローン選びは3択しかないということです。
その原因は熊本の住宅ローンが高いことに起因しているのです。つまり何も知らないと金利が高い住宅ローンを紹介されて家計を圧迫したり、老後資金をすり減らされたりするということです。
住宅ローン選びの3択とは
住宅ローン選びが3択しかないとはどういうことでしょうか。その前に当オフィスがどのように住宅購入相談をしているかみてください。
最初の作業は何かといえばライフプラン・住宅購入プランの作成となっています。
プランの中心は教育資金、老後資金に影響のでないマイホーム購入プランとなっておりそれには以下のことを考えていきます。
1、ライフプラン作成 2、住宅資金計画作成 3、住宅ローン・銀行選び 4、生命保険プラン 5、貯蓄プラン 6、確定拠出年金
マイホームを購入しても老後にお金のない人生は送りたくないと心配する方が多いのは当然といえば当然です。そうなるとマイホーム購入は人生のターニングポイントといえます。
マイホーム購入する機会にしっかり今後の人生におけるお金のプランを立てておく必要があります。それがないよりも老後資金プランの成否を分けると言っても過言ではないのです。
住宅ローンは金利か保障か安心か
そう考えると老後資金をベースにした住宅ローン選びの選択はこの3つにあります。
1、金利で選ぶ 2、団体信用保険を加味して選ぶ 3、長期固定金利
1、金利で選ぶ
現在ネット銀行の住宅ローンは0.4%台から0.5%台となっています。仮にローン金額4000万円35年払いで楽天銀行0.507%と肥後銀行10年固定0.9%を比較してみましょう。
肥後銀行 0.9% 月111,060円
楽天銀行 0.507% 月103,958円 差額 7102円
月7102円は35年でいくらの差がつくのでしょうか。7102円×420ヶ月=298万円です。そう、金利の違いで老後資金にこれだけ大きな影響が出るのです。
2、団体信用保険で選ぶ
熊本の住宅ローンは確かに金利は高いです。楽天銀行と比較すれば上記の通りです。ですが住宅ローン選びは金利だけでするのではありません。
もう1つの要素は団体信用保険の保障を考えて作ります。例えば熊本銀行の住宅ローンを例に取ってみます。変動金利の金利は0.975%と確かに高いです。
ですが団体信用保険は賞賛に値するほど優れていると思います。肥後銀行の金利が0.9%でも熊本銀行を選ぶ理由がここにあります。
夫の保障 1、死亡時 2、悪性新生物(がん)での住宅ローン債務返済 3、入院一時金 10万円 4、がん一時金 100万円 5、上皮内がん、皮膚ガン 30万円 配偶者への保障 1、入院時に一時金 10万円
これだけついていれば人によっては保険の見直し効果はとても大きく月に1万円以上になる方も多くいることでしょう。月1万円の効果は仮に25年でも250万円です。
金利と合わせて効果が大きいことがわかると思いまし、当オフィスが一緒にプランを作ることでこれに確定拠出年金を加えることで老後資金に大きな影響が出ることがわかることでしょう。
3、安心の長期固定金利
現在は歴史的低金利ですが未来の金利は誰にもわかりません。金利が上がるのが怖いという人も多くいます。そんな方には無理せずフラット35などの長期固定金利を選ぶことにあります。
ただしフラット35の金利はどの金融機関でも同じというわけではありません。銀行などは0.1%ほど高かったりしますので注意してください。
以上が老後資金を考えた住宅ローンの選び方になります。
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