大学4年間の教育資金は大変
マイホーム購入時期と重なりがちな教育資金ですが少子化で大学進学が当たり前のご時世となっておりお子様が2人、3人の家庭の教育資金はとても重たく大変になっています。
今回は以前マイホーム購入でご相談に来た方の教育資金に関する相談をテーマにしました。マイホーム相談でライフプランを作成しているのでいきなり本題に入りました。
『あと1年分の学費をどうにかしたい』
コロナ禍の厳しい環境を何とか国の教育ローンで凌いできたもののついに上限の350万円にきてしまったようでこのまま行くと4年次の学費が払えずに退学となってしまう
子供の人生がかかっているので何とかしたい
人生はライフプラン通りに行けば世話ないのですが当然こういったピンチもあります。それを知恵で何とかするのがFPである私の仕事でもあります。
結果から言えば来年無事に卒業できそうなのでその記念としてその方法のお話をします。
国の教育ローンの借入の上限
教育資金を貯蓄やいわゆる学資保険で賄えれば1番いいのですが別に借りてもいいわけでその手段と家ば代表的なものでは1つは日本学生支援機構の奨学金、もう1つが国の教育ローンだったりします。
同じ教育資金のためのものですがこの2つは全く別のものだったりします。何が違うのかは大きく4つあります。
1、受け取り方
2、契約者と返済者
3、入学金の対応
4、住宅ローンへの影響特に契約者に関しては国の教育ローンは親が借りて親が返済する形なのでその後にくる老後資金に多大なる影響が出てきます。
また国の教育ローンには借入上限もあり通常は1人350万円で県外に進学する場合などでは450万円となっています。もし入学金から借りたとすると3年で上限に達する計算です。
さてでは国の教育ローンの上限350万円(450万円)に3年で達した場合、後の1年はどうすればいいのか。せっかく3年行って退学は忍びないものです。何とかしたいのが親心というものです。
方法はいくつかある
あと1年ということはおおよそ前期後期の学費の100万円です。そう、100万円をどうするのかという問題です。思いつく限りの提案をしてみました。
1、親から借りる・贈与
2、生命保険の解約・消費者貸付
3、銀行のローン利用いずれもダメでした。ここからの奨学金の利用はまとめて支払うには向かないので一見すると手がないように思えますがもう1つあります。
それがクレジット会社の教育ローンです。
https://orico-web.jp/gakuhi/index.html?do=confirm
まずはここからお子様が通っている学校の記載があるかを確認します。このお客様はありました。まずはネットから審査しました。
待つこと数日、承認の結果が来ました。あとは案内通りにするとクレジット会社から学校に支払われます。楽ですね。
支払いも卒業までの据え置きもありますので今の支払いが大変な場合でも何とかなりそうです。これで資金面は解決です。
問題は返済ですね。かなりの大金になりますのできちんと働いて、場合によってはお子様にも援助してもらいながら何とか自分の老後資金を貯めたいところです。
いかがでしたか
教育資金の相談にもいろいろなものがあり、当オフィスではローン会社で勤務していた知識をフルに使って解決しています。
もし何か困ったことがあればご相談ください。
永野FPオフィスの住宅ローン相談
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担当FP 永野 修
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