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熊本の住宅ローンでたくさん借りれる銀行とは
ハウスメーカーからの見積もりが思った以上に高額になり予算オーバーとなったが住宅ローンが通るかろ不安ではありませんか?住宅ローンの借入額は銀行によって大きく違います。
当オフィスでは17年間のローン業界での経験からお客様の要望に応じて住宅ローンを選んでいます。今回は適切な銀行の住宅ローンを選ぶことで無事にフルローンで借りることができました。
その結果、コリに凝った家を手に入れて満足度の高いマイホーム購入となりました。そして昼に新築の庭でお子様とプールで遊び、夜は家族でバーベキューをして楽しめます。
今回のブログはなぜ銀行によって審査が通る金額が違うのでしょうか。これを知るとどこの銀行が1番たくさんのローンが組めるかがわかります。
熊本での注文住宅の住宅ローン審査
住宅ローンの銀行選びとはお客様の状況と金融機関の審査基準のマッチング作業と言えます。金融機関側の審査の基準を知っておくことを格段に審査が通るようになります。
住宅ローンを審査から考えたときに1番大事なのは『土地』です。注文住宅の住宅ローン審査では土地が審査結果に影響する割合がとても大きいです。その理由は担保評価です。担保評価の高い土地はやはり審査が通りやすい傾向にあります。土地で確認するのは以下の点になります。
1、用途地域
2、地目
3、所有者
4、接道
5、面積
上記5つは最低でもヒアリング、不動産謄本から調査はしておきます。少なくとも市街化調整区域だった場合にはネット銀行やメガバンクは諦めるしかない。その理由は担保評価です。
土地の次に重要なのがお客様の経済的問題です。ここでは年収やその他のローン、勤務先や勤務年数などのヒアリングをしつつ返済比率を計算します。
熊本で住宅ローン金額を増やす方法
たくさんの金額を借りたい時にはお客様サイドからと金融機関の審査からとその両方を同時に対策するのが1番いいです。
お客様の面から見る
お客様の面から対策をとる場合には2つあります。1つは収入を上げる方法 2つ目はその他の借り入れの返済です。これも両方するのが効果があります。
収入面とは簡単に言えば収入合算になります。夫婦の収入合算、親子の収入合算などです。これにより返済比率が変わってきますので効果は大きいです。その他の借入がない場合は収入しかありません。
金融機関の面
返済比率を計算するときの要素は1、年収 2、返済比率の基準割合 3、審査金利 になります。年収は高ければ高いほど、返済比率の基準は高ければ高いほど、審査金利は低ければ低いほどたくさんのお金が借りられます。
この3つのうちどの要素が住宅ローンの借入額の限度に1番大きな影響を及ぼすのかというと『審査金利』です。だから返済比率オーバーにならずに大きな金額を借りるためには審査金利が低い金融機関を選ぶ必要があります。
熊本でたくさん借りれる銀行とは
1、肥後銀行の住宅ローン
肥後銀行の審査金利は2%を切ると言われています。これは変動金利では低い方と言えます。これに対して熊本銀行は3%台もしくは年収の8倍までなので年収600万円なら4800万円が目安です。
しかし肥後銀行であれば5300万円が目安になるので熊本銀行より多く借入できるという計算になります。金利も連帯債務での収入合算ならで700万円以上でプレミアムローンが使えます。
またつなぎ融資も使わないのでその分登記が1回多くなりますがそれでも諸費用が安くなるのは魅力的です。熊本でマイホームを購入するのであれば肥後銀行と熊本銀行の住宅ローンの違いは知っておきたいところです。
肥後銀行と熊本銀行の住宅ローンの違いは別のブログで詳しく書いています。熊本では必須の知識になりますのでご参考にしてください
2、JA熊本の住宅ローン
JAの住宅ローン金利は同じ熊本でもどこのJAなのかで変わってきます。また熊本と他の県でも全く違うので一概にJAの住宅ローンと一括りできない金融機関です。
JA熊本では基本的に金利は0.95%で3大疾病の団信付きとなっています。ただしこの金利には条件がありJAのクレカを作成して公共料金を1つ引き落としに使うなどがあるので注意が必要です。
審査金利は1%なので多くの金額を借りたい時には使い勝手のいい金融機関と言えます。JAというば農協なので農家でないと使えないのではと思いがちですがそんなことはないです。
年収600万円で6000万円まで借りることが可能なので肥後銀行と比較しても700万円多く借りれますので多く借りたい人には嬉しいですね。
その他、自動車ローンとのおまとめローンなどもありさまざまなシーンで使える金融機関となっています。
3、地方銀行・信用金庫の全国保証
通常、住宅ローンの審査は銀行ではなく保証会社で行なっています。その中で1番多く聞くのが全国保証ではないでしょうか。審査のレベルによって保証料が違うのですが審査金利は適用金利と言われており、JAと同じレベルの金額が期待できます。
また審査もかなり柔軟でスマホの異動情報の取り扱いなどでも使われることが多いです。ただ保証会社を選ぶのはあくまでも銀行なのでその金融機関が使っているかは事前に調査が必要です。
熊本では信用金庫をはじめ熊本銀行でも肥後銀行でも使われています。
実例)住宅ローンをできる限り借りたいという相談
先日年収510万円の公務員の夫と年収90万円のパートの妻がマイホームを購入したかったのですが昨今の値上借りで4900万円になったのですがどこの銀行を使えばいいかの相談がありました。
土地が実家所有で都市計画図で調べてみると市街化調整区域でした。不動産謄本をみると地目が『田』で面積が520平米となってました。所有者は祖父で孫である相談者に贈与してもいいが贈与税が心配とのこと。
まずは返済比率から600万円×8倍=4800万円で熊本銀行は厳しそうでした。肥後銀行なら5300万円までは大丈夫でしかも公務員なのでプレミアムローンが使えそうです。
プレミアムローンはガン団信100%+医療保障付きで金利は0.575%になります。この条件で0.575%なら生命保険の見直しを考えればいい条件と言えます。ガン団信が不要ということであれば金利は0.475%です。
JAの金利よりも優位なので変動金利は肥後銀行の仮審査をすることで決まりました。次に固定金利にも興味があり特に子育てプラスもあるので−1%は大きいと考えていました。
フラット35なら金利は令和6年3月の段階で1.98%なので5300万円程度まで借りれそうです。金利も最初の5年は0.98%となり、次の5年が−0.5%で1.48%となります。
仮審査をして承認が出ましたが固定金利には大きな魅力があるもののやはり月の支払額が大きくなるのが心配とのことです。特に5年目以降、10年目からは子供の大学進学と重ねるのでと不安そう。
本審査はフラット35と肥後銀行で行い両方もと承認となりましたがお客様は肥後銀行の手厚い団信と月の支払額み魅力を感じて決めたようです。
この後、保険の見直し、NISA相談を経て再度ライフプランを作成してキャッシュフローを確認後に最終的に肥後銀行で決定となりました。
まとめ 熊本の銀行で大きな金額の審査が通る住宅ローン
今回は借入額から考えて住宅ローンの銀行を決める場合に使う金融機関3選としてお話ししました。ポイントは審査金利が低い金融機関ということで肥後銀行とJAと全国保証の話をしました。
しかし全国保証だと銀行への手数料に加えて保証料まで上乗せになりますのでその辺りも高所してシミュレーションが必要になります。
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永野FPオフィス 永野 修
『審査の通らない住宅ローンに価値はない』
クレジット会社で17年間毎日CICを見てきたのでどうしたら審査が通るのかがわかるという職業病を武器に他社ではできない住宅ローン選びをメインとしています。ローン業界に30年以上の豊富な経験と年間100件以上のマイホーム購入のお手伝いをしています。お客様の80%は公務員であとの20%は医師と看護師になっています