
住宅ローンの相談ならどのFPでもいいのか
熊本では地震もあり住宅需要が大きくなっています。その影響で職人不足が発生しており引き渡しが遅れる事案が出ているほど住宅市場は活況を呈しています。
住宅が売れるということは当然、住宅ローンを扱う銀行への申込みも多いようで審査が遅れ気味だという話も出ています。
当オフィスでも毎週のように住宅ローン相談の連絡を頂いており、金利の低いネット銀行やフラット35など様々なローンの相談のご案内をしています。
ここで疑問に思われることがあるでしょう。それは銀行や安い相談料のFPとでは当オフィスのFP住宅ローン相談は何が違うのでしょうか。
今回はその話をします。
永野さん、パクられますよ
お客様から最近言われることの1つにHPのブログがあります。私のブログは知識に関しては包み隠さず公開しています。
お客様はそのブログを読んでいただき信用していただいて相談の連絡を頂いているわけですが、そのブログを読んでこう言うのです。
『永野さん、あんなに書いてパクられますよ』
その質問に対する答えはこうです。
『別にいいですよ』
なぜか?それは知識ではお客様を幸せにすることはできないからです。相談料の安いFPでは住宅ローンの金利などの知識の話しかできないからです。
私のお客様は公務員と上場企業の社員、医者などが多くを占めています。その方がそんな知識だけのFPの答えを聞いてうまくいくわけないと思っているからなのです。
そうすこしいえば知識でお客様を幸せにするというのは私がした失敗したのうちの1つです。そう、幻でした。
実はこの住宅ローンの相談をかせねて行けば行くほど住宅ローンの知識ではお客様を幸せにできないことがわかってきます。いや、むしろ知識だけでは不幸にしてしまう可能性すらあるのです。
では私は住宅ローンの相談の時に何を考えて相談に応じているのでしょうか。
人間は感情の生き物
マイホームというのは常々恐ろしい買い物だと思っています。お客様はマイホームを購入すると考えた瞬間から住宅の魔力に魅入られてしまします。
そう、金額的なことはさておき自分の理想の家を求めていくのです。その魔法が覚めるのはいつか。それは数年経ってお子様が高校などに進学してからなのです。
その後、こういう話になります。
あの時買う気もなくフラッと住宅展示場に行きセールスマンに言われるがまま購入。住宅ローンもこれなら払えるという金額で契約してしまいました。
でもその時は大丈夫と思ったのですが・・・。
そうなのです。お客さまの相手はセールスのプロなのです。夢を見させられて現実を忘れさせてそして購入してもらう。FPの私が同席を嫌がられるのはこの『魔法』が使えないから。
そして後々になって後悔するのです。あの時もっと考えて購入しておけば。そうなる前に教育資金、老後資金も考えて住宅購入プランを作成しているのです。
住宅ローン相談に必ず必要な知識 ライフプラン作成 土地 住宅ローン 銀行の審査 つなぎ融資 火災保険 登記 生命保険 団体信用保険 相続
これらのことを全て考えていきます。ということは住宅ローンの知識だけ持っていても何の意味もないのです。もう1つ住宅購入する人の心理を知らないとダメなのです。
だから知識はいくらでもパクられてもいいのです。それだけではお客様をミスリードするだけですしお客様も賢いものでそんなFPにはお金はきっと払わないでしょう。
お金は本当に正直だ
無料、もしくは相談料の安いFPに頼むとどうなるのか。そんなの言うまでもないです。今までもなんだそりゃ!という事案を見てきました。
もう取り返しがつかないものも見てきました。それは誰が悪いのかといえば無料や相談料の安いFPに相談したあなたの責任です。
住宅購入は人生で1番高い買い物です。つまり人生で1番影響が大きい出来事なのです。保険は健康状態に問題がなければ解約しさえすればリカバリーできます。
ですが住宅はそうはいかないのです。
自分の運命は自分で責任を持つ。これが自己責任時代の考え方です。それならばたかだか住宅の0、2%か0.3%の相談料を渋るなと言いたいのです。
お金は正直です。
肉も魚も高いものは美味しいのです。ですがそれには大前提があります。値段を正しくつけている人から購入したという前提です。
そう、人選びこそが大事なのです。それは何にでも通ずる常識なのです。FPだってね。
それでも無料相談にこだわる人もきっといるでしょう。ですが賢い人はお金をシッカリ払って自分が幸せになるべき時間や知識、経験を購入しているのです。
そう、お金は本当に正直なのですよ!
通話無料 0120−929−943 担当 FP永野 修