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熊本で使えるネット銀行
熊本で使いやすいネット銀行はどこなのだろうか？住信SBIネット銀行の住宅ローンか？それともAUじぶん銀行の金利最安の住宅ローンか、ソニー銀行か？
最近熊本でもハウスメーカーのセールスが積極的にネット銀行を勧めていると聞く。以前は鼻で笑っていたのにものすごい変わりようだ。
熊本で住宅ローンといえば肥後銀行か熊本銀行でした。お客様がネット銀行を使いたいと言おうものなら金利は低いけど審査が厳しいだの手続きが面倒とかいっていた。
今やハウスメーカーも厳しい戦いになっていると聞く。コロナ禍以降以前は家を買うとなると住宅展示場に行くのがお約束だった。しかし今は来場者が激減している
原因の１つに住宅の値段の上昇がある。コロナの前からすると３、４割、熊本地震前からするともう７、８割上昇しているのでは。お客様の見積もりを見ながらこれはもう熊本の家じゃないよね、といっているくらいです。
このお客様が減少している中、各セールスがネット銀行を使おうとする気持ちはよくわかる。少しでも差別化をしたいのでしょうね。お客様が相談に来て本当に審査は通るのでしょうか、といっている。
そんなネット銀行ですが熊本で注文住宅の住宅ローンでネット銀行を使うとなるとどこの銀行がいいのか。本日は熊本ならではのネット銀行利用事情をお伝えします。
なぜ熊本の注文住宅でネット銀行を使えないのか
熊本で注文住宅を購入する方は熊本銀行や肥後銀行とネット銀行の違いを知っておく必要があります。今や金利自体はそこまで差はありません。
０.５７５％と０.３２％の違いというと結構差があるように見えますが実際は下記の通りです。住信SBIネット銀行と熊本銀行の差をみてください。
ガン団信（住信SBIネット銀行は３大疾病）を１００％にした場合の差はわずかに月に１１００円です。団信の内容的にも生命保険が減らせることを考えればトータルでは熊本銀行の方が安くなるかもしれません。
もう１つ熊本銀行や肥後銀行の住宅ローン審査では仮審査の信頼性があります。つまり申し込み時点で虚偽などがない限りはほぼ仮審査承認＝本審査承認の結果となります。
しかしネット銀行ではそうではありません。仮審査は速攻で承認の連絡がありますが本審査では速攻で否決になることがあります。そう、審査は厳しめです。
つまりセールスはネット銀行の仮審査の特徴からセールストークに使っているのではと推測できます。だからお客様はしっかりとネット銀行の姿を知っておく必要があるのです。
住信SBIネット銀行の住宅ローン金利 ０.３２％
熊本でネット銀行を使いたいと思った時に最初に候補に上がるのは住信SBIネット銀行です。１番手に金利が低いからといってAUじぶん銀行を選ばないようにしてください。
その理由は熊本では土地の担保評価など審査が厳しくてしかも結果連絡が遅いです。その点住信SBIネット銀行は審査のスピードは『普通』です。
そしてこの２月からは保証会社を入れて今まで土地の担保評価の理由で取り扱えなかった地域でも利用できるようになることが期待できます。問題は審査での保証料がどのくらいになるかです。
金利は１００％までは０.３２％ですが諸費用も住宅ローンに入れると上乗せ金利がつきます。団信は３大疾病ですが４０歳以上だと上乗せ金利が高くなるので４０歳未満の方にはいいローンです。
ソニー銀行の住宅ローン
ソニー銀行の住宅ローン審査の特徴は柔軟なところでしょうか。当オフィスでは主に込み入った事情のあるお客様で利用します。
ただし市街化調整区域ではやはり審査は厳しめの経験が多いので熊本で使うのであれば熊本市内で市街化区域となるのではないでしょうか。
金利は住信SBIネット銀行と同じように現金の割合によって変わります。この傾向は今のネット銀行では多くなっています。当オフィスでは圧倒的に住信SBIネット銀行を使うことが多いです。
団信は種類が豊富であり熊本銀行、肥後銀行と同じようにしようと思えばできるほど多種多様の団信があります。
まずはこの２つが中心になりますがその前にそもそも熊本の注文住宅での住宅ローンではこの２つが本命であってもネット銀行のみの仮審査はやめましょう。
その理由は不動産屋さんなどから肥後銀行か熊本銀行の仮審査も入れて欲しいと言われます。やはり大きな金額の売買になりますので確実に仮審査＝本審査の銀行の結果が欲しいのです。
ネット銀行の住宅ローンを利用するメリット
ネット銀行の住宅ローンを利用してのマイホーム購入の最大のメリットは０.３％台の金利でなおかつ充実した団信がつくことです。それによって月の支払額が低くなります。
特に３０代での住信SBIネット銀行のように団信の上乗せ金利が低いと使い勝手が増します。すなわちそれは教育資金や老後資金を貯めやすくなるということです。
また老後資金などにも問題がない場合はその分家の床材やキッチンなどにお金をかけられますので使えるような熊本市内の土地を購入したり持っていた場合は積極的に使いたいものです。
また５０代でも住信SBIネット銀行の住宅ローンの団信は３大疾病に加入可能です。他の住宅ローンのガン団信が５０歳までしか入れませんのでこれは特徴的です。
がん、急性心筋梗塞、脳卒中などの３大疾病は５０歳を過ぎてから多くなりますので病気への対応としても仮に上乗せ金利＋０.４％してでも１００％にして使いたいものです。
月の支払額の安心、３大疾病での団信の安心でも使えますので老後にも６５歳を過ぎてからも一家を守る力強いお守りとなります。
熊本ではまだまだネット銀行を利用した住宅購入は難易度が高いです。しかしこういった特徴、審査の基準、手続きを理解しておけばセールスの話を正しいかそうでないかがわかります。
今日は熊本で利用するネット銀行はどこがいいか、というテーマでブログを買いました。
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担当FP 永野 修
